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ケアラーズコンシェル

ケアラー体験記

【変わり続ける日々の中で】

ともこ

取材OK

2026.08.24



ケアラーの今は、いつも変化の中にあるのだと感じています。

実家の母の病気がわかり、治療方針も、体調も、母の言葉も、日々変わっていきます。昨日はこう言っていたのに、今日は違う。食べたいと言っていたものが食べられない。大丈夫と言った後に、不安そうな表情を見せる。

そのたびに、支える側の私の心も揺れます。

「どうしたらいいのだろう」
「また変わった」
「私の受け止め方が足りないのかな」

そんなふうに思うこともあります。

でも最近、少しだけ考え方が変わりました。

「あー、今はそうなんだな」

変わる相手を責めるでもなく、全部に振り回されるでもなく、今この瞬間の母は、そう感じているのだと受け止める。そう思えたら、少しだけ呼吸がしやすくなりました。

そして、もうひとつ気づいたことがあります。

母の変化があまりに大きくて、気がつけば息子の今が見えにくくなっていました。息子のことで心配し続けてきた私ですが、先生の「元気に過ごせていることは大きい」という言葉に、はっとしました。

そうか。
今、息子は息子なりに過ごせている。
それもまた、ちゃんと見ておきたい大切な今なのだと。

変わらないものなんて、きっとないのかもしれません。
母も変わる。息子も変わる。家族の形も、私の心も変わる。

だからこそ、事実と感情を少し分けながら、今を見失わずにいたい。

今日の母。
今日の息子。
今日の私。

全部を完璧に支えることはできなくても、今ここにある小さな変化に気づきながら、できたことに丸をつけていきたいと思います。