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ケアラー体験記
ケアラー喜怒哀楽
「ひとりで抱え込まない」という、ささやかな練習
ともこ
2026.03.25
こんにちは。皆さんは今週、どんな一週間を過ごされましたか?
実は私にとって、今週は「ひとりで抱え込まない」を自分に言い聞かせるような毎日でした。最初から「全部ひとりでやろう!」と意気込んでいたわけではないのに、ふと気づくと、目の前のタスクや感情の重さに押しつぶされそうになっていて。情けなくて、心細くて、ひとりでしくしくと泣いてしまった夜もありました。
介護やケア、そして日々の暮らし。私たちはどうしても「自分が頑張らなきゃ」と、知らず知らずのうちに自分を追い込んでしまいがちです。けれど、喜びも悲しみも、そして日々の雑多な家事も、そのすべてをひとりで背負い続ける必要なんて、本当はないんですよね。
ひとりでじっと耐えて強くなるよりも、日々の暮らしの中で、心の荷物を少しずつ誰かと「分け合う」。そのほうが、結果として自分の大切な心を守ることができるのだと、今週の私は身をもって実感しました。
「言葉」で伝えるという、確かな一歩
そんな中、小さな「練習」を実践する機会がありました。
夜、どうしても外せないZoomミーティングと、洗濯が終わるタイミングが重なってしまったときのことです。
以前の私なら「どうしよう、早く終わらせなきゃ」と焦るばかりだったかもしれません。でも、今回は夫にこう伝えてみました。
「ごめんなさい、もう少しでZoomが終わるから。それまでに洗濯物を広げて、ここまで持ってきてもらえるかな?」
自分の今の状況を伝え、やってほしいことを「具体的に」お願いする。
これこそが、抱え込まないための大切な第一歩なのだと感じました。
私たちはつい「これくらい察してよ」と思ってしまったり、オーラやテレパシーで伝わるんじゃないかと期待してしまったりします。でも、言葉にして伝えない限り、本当の意味で相手には伝わらないんですよね。
「察してもらう」ことを手放し、自分の言葉で今の状況を届ける。ここに辿り着くまで、私自身もたくさんの時間を費やしました。何度も空回りして、何度もひとりで抱え込んで、ようやく気づけたことです。
共に生きているからこそ
だって、私たちは共に生活しているんだもん。
完璧である必要はありません。できないときは「できない」と言っていいし、助けてほしいときは「これをやって」と具体的に甘えていい。
『ケアラーコンシェル』というこの場所も、そんな「分け合い」ができる場所でありたいなと思っています。皆さんも、今日は何かひとつだけ、誰かに「これお願い」と言葉に乗せて手放してみませんか?
ひとりで抱え込む練習ではなく、ひとりで抱え込まないための練習を。
明日もまた、少しずつ積み重ねていきましょう。
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