ログイン
マイストーリー
ケアラー体験記
ミーティング議事録
チームケアコン
ブログ
イベントカレンダー
公式ショップ
最新情報
toggle navigation
ログイン
マイストーリー
ケアラー体験記
ミーティング議事録
チームケアコン
ブログ
イベントカレンダー
公式ショップ
最新情報
利用規約
プライバシーポリシー
特定商取引法に基づく表記
ケアラー体験記
介護サービス・制度活用法
「第二の我が家」への一歩
neru
2026.01.24
母の在宅介護を始めて7年もの月日が流れていました。
これまで通所介護のみを利用してきましたが、母の認知症の進行に伴い、自宅での介護は限界を迎えつつありました。
心の中では施設への入居を決断しなければならないと理解しながらも、正直なところ施設に母を預けることへの不安感、抵抗感、そして何より拭い去れない罪悪感が私の胸を締めつけていました。
そんな複雑な思いを抱えながら、自宅近くに新設されるグループホームに申し込みを行いました。
入居面談の日、ホーム長さんが自宅へ訪問され、母と私、3人で初めて顔を合わせることになりました。
面談が終わり、帰り際にホーム長さんが掛けてくださった言葉が、今でも鮮明に心に残っています。
「ホームは第二の我が家だと思ってください。いつでも面会に来ていただけます。私たちがすべてを引き受けるのではなく、ホームとご家族が一緒に介護をする形ですので、どうぞご安心くださいね。」
その言葉を聞いた瞬間、私の心に深く根を張っていた重い鎖が、ふっと解けるような感覚に包まれました。
「預けて終わり」ではない、これからも母を共に支え、見守っていく「チーム」の一員になれるのだと、心の底から安堵しました。私は、正直な気持ちをホーム長さんに伝えました。
「母は共同生活が苦手なところがあります。良いことも、悪いことも、何でも隠さずに教えてください。」私の願いに、ホーム長さんは静かに頷いてくださいました。
後日、正式に入居が決定し、契約書を交わすことになりました。
その際、重要事項説明書や利用契約書、運営規程だけでなく、終末期や看取りに関する指針についても、とても丁寧な説明を受けました。
私はその場で、母を「最期までこの場所で」という希望を伝えました。同時に、施設が必ずしも「永住できる終の棲家」ではないこと、そして母の状態や医療的な必要性によって、その役割が変化していく可能性があることも、冷静にそして深く理解することができました。
7年の節目で踏み出したこの一歩は、制度や書類の向こう側に確かに存在する「人」への信頼から始まったのだと思います。
それは、私たち家族にとって新たな、そして温かい「第二の我が家」への扉を開く瞬間でした。
一覧に戻る
ログインはこちらから