contact

ケアラーズコンシェル

ケアラー体験記

ブログ

外注さんの引退

久保田幹也

取材OK

2026.01.13

私は多くの外注さんに支えられて仕事をしています。
年齢も性別もバラバラ。多くは私より年上の方です。

そんななか、去年の10月ごろに2件ほどの廃業の挨拶を受け取りました。
理由は、親御さんの介護が始まったから、とのこと。
フリーランスばかりの外注さんにとって、仕事と介護の両立は難しかったようです。

そもそも、多くのフリーランスは「仕事と介護の両立」という考え方を知りません。
…というか、在宅で働いているから「両立ぐらい余裕」と考えている人もいるようです。
仕事の合間に介護の面倒くらい見れる…そう思っている人も少なくないことでしょう。

私自身、介護が始まった身ではありませんが、それはかなり的外れなことだと思います。
家にいるから面倒が見られるという考えが甘いのは、私は育児で経験しました。

長女は心疾患を抱えて生まれてきて、次女は重度の小児喘息持ち。
いまでこそ落ち着いていますが、小さい頃は病院の通院や容体の急変で、仕事が手につかない時期もありました。
その経験をしたかどうかで、介護も仕事の片手間で出来るかどうかの判断はできるのではないか…と。

引退してしまった外注さんを、呼び戻す権利は私にはありません。
しかし、私たちが発信することで、介護が始まる前にこの情報に行きつき、ちゃんと備えをしてくれることが重要だと、私は思うわけです。