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ケアラー体験記

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ご近所付き合いと介護者支援

久保田幹也

取材OK

2025.12.29

オールドニュータウンと呼ばれるようなところに住まう私たち。
昔は高級住宅街として有名な地域だったそうですが、現在は見る影もありません。

近所の幼稚園や小中学校に通う児童はまだまだ多く、若い層が少ないというわけではありません。
一方で、お隣さんに回覧板を持っていくと、もうお子さんは独立されて遠方に…ということも珍しくないも現実。
そのため、たまに散歩していると介護施設の車両が家の前に止まっている…なんてこともあります。

数年前、自治会の役員交代の折、あまり関係を持っていなかったご家庭にその旨のお話に伺いました。
しかし、息子さんは不在で、家にいるのは耳が遠い高齢のお母さまのみ。
「私ではわからないから」ということでその日はお暇したのですが、後日息子さんから「うちは飛ばしてもらうように言っているから」ということで順番を飛ばしたのを覚えています。

自治会が機能している地域ではあるものの、それでも現代では回覧板を持っていく程度。
高齢者のひとり暮らしや老々介護、5080問題真っ只中のご家族も少なくない中で、どうやってご近所の異変に気が付くのか…。
これらの問題が頭をよぎったのを覚えています。
実際、同じ自治会内で孤独死もあったそうなので…。

「古き良き日本」といえばそれまでかもしれませんが、昔より近隣との関係構築を求めない現代において、地域みんなで支えあうことの重要性を痛感したのでした。