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ケアラーズコンシェル

ケアラー体験記

行政手続きの押印不要でトラブル発生!!

MaiMai

2025.11.18

今回は介護そのものの話ではありませんが、高齢の家族がいる人や遠距離介護の方などは、委任状が必要な場面も多いと思うのでシェアしたいと思いました。
私の経験が皆さんのなにかの予防策になれば幸いです。
⚪︎ 施主の承諾なしに申請提出。許せない建築士の行為
今回は実家でガレージを建設するにあたり建築士と話しを進めていたのですが、なんと、施主の承諾なしに、勝手に建築確認検査機関に確認申請が申請されていました。契約書も委任状も無い状態でです!!!
本交付の1週間前、手続き完了の一歩手前で気がついたのですが、「もう申請費用がかかっている」などと、こちらが知識がないのをいいことに丸め込もうとしてきています。(なんなら、設計ミスもおかしているのにめちゃ上から目線なんです)
こんな強引なことができた背景には、行政手続きで「はんこ」が原則不要になったことがあると思っています。
自署やハンコがない場合は施主に確認をするというルールがあれば未然に防げた事。
自署や押印という最後の砦がなくなった結果、知識がない人や高齢者を相手に、「言った」「言わない」で押し切る専門家が出てくるな、と感じています。
今回は私が建築の事について少しだけかじっていて、話しに直接関わっていたので疑念点に気がつきましたが、
例えパソコンで勝手に名前を打たれた委任状でも知識の差を利用して「勝手に手続きを進める」報酬のために作業をしたという既成事実を作り出すといったトラブルは、デジタル化が進む今後、必ず増えると思います。
で、さらに困った事に
区役所も東京都も国土交通省も、どこも親身にはなってくれません。
建築士法と民法が絡んでくるらしいのですが、
契約に関しては「民法の問題」とされ、弁護士費用がかかってくるという…
素人だから代理人を立てなきゃできない申請なのに、さらに
「押印不要にしておいて、契約トラブルは民法だから知りません、わかりません」という行政の態度は絶対におかしい。
法令の隙間を利用して、専門家が好き放題できる社会はおかしい!!!
高齢者の家族がいる場合はの契約は家族みんなで確認!!とか、事前に防ぐしか方法はそれしかないなと感じています。
といっても、勝手にやられたらそれまでですが…涙。
いつも色々な制度や人とたらい回し&闘ってる私です。笑