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ケアラー体験記
ケアラー喜怒哀楽
他人事ではない、あの日の報道
Coco
2025.11.06
ニュースで、71歳の娘が102歳の母を殺めたという事件を知りました。
その娘さんは、前の日に施設入居のための見学までしていたそうです。
そして、事件の数時間前には、夜中にベッドから落ちた母親の介助のために119番通報をしていた。
救急隊は来てくれたけれど、「これっきりにしてくれ」と言われたと報道で知りました。
私はその一文を見た瞬間、胸が詰まりました。
きっと、ここで心が折れたのだと思いました。
娘といえども、71歳は立派な高齢者です。
どれほど疲れていたのか、どれほど孤独だったのか。
想像すると、苦しくてたまりません。
ケアマネジャーもついていたと聞きます。
それでも、なぜここまで頑張ってしまったのか。
「助けて」と言えなかったのか。
制度の狭間に落ちていくような現実が、そこにあるような気がしました。
私は54歳で、母は85歳です。
だから、この事件は他人事ではありません。
もし私が同じように疲れ果てたとき、
「少し休んでもいい」と言ってくれる人が近くにいるだろうか。
考えずにはいられません。
とても悲しい事件です。
頑張ってきた人が、最後に罪人として報道される現実。
その背景には、限界まで踏ん張ってきた“介護者の時間”がある。
そう思うと、悲しさと悔しさで胸がいっぱいになります。
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