申請申告主義って残酷ですね

2004年に母が病気になった時 発症して半年後に入院になりました 社会保険も民間保険もその区別さえ知らなかった おバカOLは 「あぁ夜のバイトでもしないといけないのかも・・」と真剣に悩んだことがります ある時、病院で ポロシャツにエプロン姿、胸に大きな名札を付けてたお姉さんが 「何か困っていることがあれば話を聞くわよ」と話しかけてくれた 今、思えば、彼女はPSW(精神科ソーシャルワーカー) 当時は、病院に相談室があることさえ知らなかった この時 「お母さんはコクホよね。コクホのイニンバライっていう制度があるから それを使えば、ジコフタンは抑えられるわよ」 みたいなことを言われました。 ほぼ、外国語にしか聞こえませんでした コクホがそもそもわからない 国民健康保険ですね。 イニンバライというのは委任払いで 限度額認定証や高額療養費制度の前身です。 とにかくこの外国語を日本語にするために ネットに聞いた限りの言葉を平仮名で検索かけて 漢字に変換して、やっと制度にたどり着く 制度にたどり着いたら 今度は、その申請のために会社を休んで市役所に行く 市役所に行くと 「保険証は?」「ハンコは?」と手ぶらで行ったことを後悔する状態 申請書1枚を提出するのに何日もかかる・・・ そして、やっとの事で一つの申請を終える 母は精神科の病気だったので、 自立支援医療制度の申請をすると、通院やお薬の費用が抑えられるのですが (この制度も当初は名称が異なりましたが、覚えてません・・・) 母が退院して、なんやかんやと数年経ってから、知り得た制度です そして再び会社を休んで手続きに行って・・・・ 今度は精神保健手帳です。 精神保健手帳があると、タクシーチケットをもらえたり、NHK受信料が免除になったり これまたいろいろなサービスがあるのですが これを知り得たのも、発症から数年後の事 会社を休んで、申請に行き・・・・ この繰り返しが本当に嫌だった 概念もなければ知る由もない「申請申告制度」って残酷ですよね ++++++++++++++++++++ 仕事と介護の両立に困ったり 介護離職しそうだったり 全部まとめてケアラーズコンシェルで対応します。