ケアラーであることを公言する
仕事と介護の両立を楽にするのであれば ケアラーであることは公言した方がいいと私は思う ケアラーであることを公言したところで 仕事上で気を配ってもらえるわけではないし 仕事が減るわけではない、ならなおさらだ もちろん公言するには勇気が必要でしょう それは「クビになっちゃうんじゃないか」 「冷遇に合うのではないか」という思いもあるかもしれませんが 法令上の話をすれば、それは禁止されています そうはいっても・・・という会社は もはや、仕事と介護の両立がどうのこうのというよりも そもそも会社の雰囲気が良くない、 コミュニケーションが良くない、 いじめ体質がある、などの事由が考えられます そういう会社の場合は 皆がみんな、そんな人ばかりではないと思いますので 公言する前に味方を作りましょう また、公言するには 自分の中のタイミングというのもあるのは理解できます 「介護がはじまりました」って言葉は 自分の中で折り合いがついてなければ 言葉にして発信した瞬間に涙が出ちゃうかもしれません でね、 公言するってどういう事かというと それは 「あなたの経験が誰かのためになる」という事です 特に、仕事と介護の両立研修などの事前知識の教示の場がない企業では 介護経験者の存在は実は大変貴重です。 みんな介護に不安を持っています。 そうは言っても準備をしている人はほとんどいません そもそも何から準備したらいいのかなんかわかっていません デモ、いざ親や大事なひとに介護が近づいてきたら 介護を公言してくれているあなたを頼りにするでしょう そして あなたに感謝を伝えることになるでしょう 感謝されるために公言するわけではないですが 介護をしていることを公言すると 自分も守れるし 仲間のためにもなる という話でした ++++++++++++++++++++ 仕事と介護の両立に困ったり 介護離職しそうだったり 介護休業の使い方がわからなかったり 介護の準備をしたかったり 研修とか受けられる環境になかったり とにかく「家族の介護」が気になるのであれば 全部まとめてケアラーズコンシェルで対応します。 ご入会お待ちしております。